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生理管理アプリ「終了」を押す秋日和 ほか(2023年澤11月号掲載句)

こちらで掲載句を記録しようしよう、と思っていながら、できていませんでした。 過去掲載句も遡っていきたいと思います。 --- 一歳の剥く枝豆のよく飛べる 生理管理アプリ「終了」を押す秋日和 夫帰らぬ夜の玩具拭く虫の声 爽やかや息吹き鳴らす嬰の腹 朝寒し眼科医のドアノブ即拭ふ --- 5句掲載。そして、澤集の巻頭をいただきました。 生理管理アプリ「終了」を押す秋日和 こちらは参加させていただいているオンライン句会でだしていた句。 お題「気持ちいい」から、発想してつくりました。 人によって捉え方はさまざまだとは思いますが、 私にとって生理はほんとうにわずらわしいもの。 授乳中は生理が来なくて、最高!と思っていたくらいです。 でもあっと言う間に、生理ちゃんは I‘ll be backの言葉どおり戻って来られました。 その間は面倒で、いやな時間なのですが、 ひとつだけ好きなところがありました。 それは、生理管理アプリで生理期間の「終了」ボタンを押すとき。 あー、終わった。と、ひと区切りつけられるんですよね。 その清々しさと秋日和をとりあわせました。 小澤先生のコメントに 「スマホとともに生きるわたしたちを端的に捉えた」と いただきました。 まさに、もう私のからだとスマホは一体なのだと思います。 起きてから寝るまでいっしょ。月経リズムまで知っているのだから。

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水遊び果つ人形の首干して ほか(2023年澤10月掲載句)

いろいろ、変わったこと。

取材にいいかも、『Notability』。

TRUNKさんとお客さまのインタビュー。

強制集中モードのつくりかた。

桜の縁。

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歯車として、つつましく。

エヴァのおわり。

NHK俳句3月号「梅見」で佳作をいただきました。