NHK全国俳句大会の入選句。
NHK俳句に毎月投稿するようになり、「NHK全国俳句大会」なるものがあることを知った。締め切りギリギリに。。年に1回しかないチャンスだし…と、初めてお金払って投句してみました。
その結果は、、
とりあえず、入選でした。
エンドロール果つ吾とコートの学生と
2021年に入って、いまだ大好きな映画館に行けておりません。NetflixとWOWOWでしのぐ日々(いや、充実しているな)。こういう生活が続くと、もはや「映画館に行く意味って?」と、わからなくなりかけていました。
そんなときに見た、これまた大好きな黒沢清監督のクロ現内でのインタビュー。そうか、と思わされたことがあるので、わたしのフィルターを通したものを書き留めておく。
映画館で、映画を観る。
それは、自分以外の人と対話する行為といえる。
人は「いい映画だ!」と思うと、エンドロールが終わるまで、余韻に浸っていたいと思う。ただもちろん、ほとんどの人が途中で席を立ってしまい、取り残されるということも起こるだろう。
でもある日、あーあ、みんな帰ってしまったなぁ…というシチュエーションで、場内が明るくなった瞬間、残っている人がいることがわかる。言葉は交わさないけれど、「そうですよね、良かったですよね」と、自分とその人は、たしかにつながることができるのだ。
それは家でひとりでDVDを観ていても、ぜったいに得られない体験。
そんな対話をしたくて、わたしたちは映画館に足を運ぶのである。そして、世の中にはいろんなものの見方があるということを、体で理解していくのだ。
そんなことを想いながら詠んだ句。
来年はせめて、佳作以上を。
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