NHK俳句10月号で佳作をいただきました。

 2020年『NHK俳句』10月号で佳作をいただきました。





ローファーに水引の痛いほど紅(あか)



兼題は「水引の花」。お恥ずかしながら、この植物を見たことがありませんでした…。調べてみると、小さな粒のような赤い花が連なっている形状をしているようです。この季語を知ってから、お散歩中に道で似たようなものを見かけた気がするのですが、いかんせん正解かどうか聞ける人がいない。。

でも、そのとてもよく似た植物(私のなかで水引とした)、歩いていても目にとまる赤色がやはり印象的だったんですよね。そこから発想をふくらませてつくりました。

ちなみに、このときイッキ見していたのがこちら。


あ、アニメのほうです。女子高生たちのこじらせ青春ストーリーというか、これはほんとうに良かった。自分の高校生活は死んでいたので、別に回顧するものもなにもないのですが、こういう年代の子たちの目には、水引の花の色も胸をきゅっと締めつけるような色に見えるのではないかな、とか。他の視点にうつしてみるきっかけになった作品でもあります。



コメント